クランのおまかせ機能について

クラン実装当初に自動加入をONにしていたところ、数名の同じ方が加入と脱退を繰り返しているのを確認できました。
実装当初のため自動加入ONのクランが1つや2つではないと想定すると、おまかせ機能で選ばれるクランは完全なランダムでは無いと推測されます。

我々が一般に想像するおまかせ機能の挙動は次のようなものだと思います。
①プレイヤーおまかせ機能を選択する。
②サーバー側で自動加入がONかつ定員に空きがあるクランがランダムに選ばれる。
③プレイヤーがクランに加入する。

しかしプレイヤーが①の操作をする度に②の検索をリアルタイムで行なってしまうと、その都度データベースのクラン情報を検索するセッションが大量に発生してしまいます。
するとサーバー(およびデータベース)に多大な負荷がかかり、全プレイヤーのゲームプレイに影響してしまう事も考えられます。
(以前クラン大戦の直後にサーバーが不安定になっていたのは、多数のプレイヤーがクラン画面を開いて貢献度を確認することで同様の現象が起きていたと思われます)

そこでサーバーの負荷対策を行わないといけないのですが、手っ取り早いのは次のような方法です。
①サーバー側で定期的に自動加入ONのクランの一覧をリストアップしておく。
②プレイヤーがおまかせ機能を選択する。
③①のリストの上から順に、空きがあるクランにプレイヤーを割り当てる。
④プレイヤーがクランに加入する。

あとはクランが自動加入をOFFにしたとき、定員が満員になった時は即時反映するようにだけ設定しておけば、自動加入用リストの出来上がりです。
おまかせ機能が選択されればリストの最上位にある1つのクランに割り当て、そこが満員になれば自動的に次のクランに割り当てられます。
こうして全てのクラン情報をリアルタイムに検索しなくて良くなれば、サーバーの負荷が低減される訳ですね。

当然、上記の設定にはデメリットもあります。
・なかなか満員にならないクランがあると、おまかせ機能を選択すると何度も同じクランに入ってしまう。
・クランが自動加入をONにしても自動加入用のリストは一定時間置きにしか最新化されないため、実際にプレイヤーが増えるようになるまでにタイムラグがある。

これは質問者様が体験した現象と一致していますね。
サーバーのCPUやメモリ、回線速度などのリソースは有限ですから、リアルタイム性を犠牲にしてパフォーマンスを確保する等の地道な努力を重ねているのではないでしょうか。